TOEIC790→855を3ヶ月の学習で達成した、shinoさんのTOEIC勉強法です。
はじめに
はじめまして、Shinoと申します。30代前半です。仕事で英語編集をしているので、英語の経験値をあげていきたいと思っています。
TOEICを受験した理由
転職をして、新しい職場で英語を使う機会が増えました。職場はTOEICで高いスコアをとっている人が多かったので、私も自己啓発のために受験することにしました。
TOEICでスコアが上がれば社内の査定が有利になるということもありました。受験を決めてから本番までの約3か月間、前回の受験の反省点をふまえて、以下の3つの勉強(準備)を進めました。
TOEIC790→855を達成した勉強法
①時間管理をする
前回のもっとも大きな反省点は、時間管理がうまくいかなかったことでした。リスニングでは4択で悩んでいる間に次の問題に移られてしまったし、リーディングでは1つの問題を長く考えているうちに最終的に数問残したまま時間切れになっていたのです。
今回は、出題のスピードについていくために作戦を立て、それを実行するための訓練をしました。リスニングでは、試験開始からしばらくはテストについての説明が続きますので、その時間に「Part 3」の問題の問いにざっと目を通しておきました。また、選択肢をマーキングしたらすかさず次の問題の問いを読んで要点をおさえておき、慌てず1問1問に集中するための準備を心がけました。
その訓練を、実戦形式で、本番の2か月前、1か月前、本番1週間前の、計3回行いました。実際のテストの環境に近づけるように、図書館の勉強室にリスニング用CDを持ちこんで、時間も計りました。テスト終了後は、スコアが低いパートを重点的に解きなおしました。
②語彙を増やす
基本的な英単語は身についていましたが、TOEICで頻出の経済やビジネス関連の用語が苦手でした。
そこで、石田健さんの「1日1分!英字新聞」がよいと友人にすすめられ、通勤電車の中で読むようにしました。単行本サイズで、1ページに1つの英語ニュースと対訳、解説などが書かれています。
行きの電車で3ページ読み(1ページにつき約5分)、帰りの電車で同じページを再度読む、ということを続けました。
学生のころより単語を覚えにくくなっていますが、実際のニュースが素材になっているため、知らない単語を文脈から推測する訓練になりました。思いついたときに少しだけ勉強できることが、毎日続いたポイントだと思います。
③英語の音に慣れる
暇があればNHK教育テレビやNHKラジオ第1を聞くようにしました。勉強に飽きたら、英語の歌を聴いて気分転換しました。ビートルズなど、ミディアムテンポで簡単な英語がとっつきやすかったです。英語に慣れることで、話の流れや要点がつかみやすくなりました。
TOEIC790→855を達成
前回790点(リスニング:395点、リーディング:395点)だったスコアが、855点(リスニング:440点、リーディング:415点)に上がりました。今回は時間管理がうまくいき、時間内に全部の問題を解き終わりました。わからない問題はとりあえず選択肢の1つをマークしておき、最後にあまった時間で解きなおしました。
よかった点、悪かった点
経済関連の語彙をおさえておけたことがよかったと思います。ニュースに登場するような単語が、やはりTOEICには多く出題されました。
悪かった点は、実戦形式の訓練が足りなかったことです。問題集を1冊しか買っていなかったので、3回ぶんしかなかったのですが、「Part 7」のように臨機応変さが求められる問題をもっとこなして慣れておくべきでした。
最後に一言
TOEICは、自分の数ある弱点を克服することが、スコアアップへの第一歩です。これからTOEICを受けるかたは、とりあえず実戦形式の問題を解いてみて、自分の弱点を把握してください。そのうえで、弱点を克服するために自分にあった学習法を選ぶことが大切だと思います。
散歩が好きです。休日は家のまわりや公園を気持ちよく歩きます。高尾山は気軽に行ける山なので、今年3回登りました。