1年でTOEIC650を達成。佐々木雄太さんのTOEIC勉強法です。
はじめに
僕は去年、大学を卒業したばかりです。就職先がなかなか見つからず、アルバイトをしていたコンビニで社員にならないかと勧められ、卒業までに他の就職先もなかったので働かせてもらうこととなりました。
TOEIC受験に至る経緯
はじめのうちは普通に楽しく仕事をしていました。しかしやっぱり、もっと大きな会社に就職したいと悩み始めるようになりました。ただ新卒での就職も難しい中、こうして転職しようとするのは、なかなかチャレンジャーな行為です。しかし「たった一度の人生の中で一回ぐらいはこんな風に挑戦してみることも悪くないのではないかな」と思うようになりました。
考えた結果TOEICを受験することに
新卒の人たちと戦って希望の進路を手に入れるためには、やはり勝てる要素をたくさん持つべきだと僕は考えました。就職試験では「やる気」はあって当たり前です。それ以外の大きな武器として、これからの時代はやっぱり英語力だろうと僕は思いました。楽天などでも社内の公用語に英語を採用すると報道されましたが、「もう仕事の相手は日本だけとは限らない。」そんな時代に突入しているのでしょう。
大学時代には一度も受けなかったTOEICにチャレンジしてみようかなと思ったのは、こういった経緯があったからです。また、スコアがある程度なければ、入社試験にすら応募できない会社まであります。軽視できない存在だと思います。とりあえず、スコア600以上あれば受けられる企業もいくつか見つけられたので、そのあたりを目標にして学習スタートです。
1年でTOEIC650を達成した勉強法
こうして始まった、僕のTOEICの勉強。まずは、高校英語レベルの復習から始まりました。
NHKの基礎英語を聞く
このNHKの基礎英語は中学一年生レベルから始まります。しかし、久しぶりに勉強を始める自分にとって、これ位から始めて自信を持つことは、モチベーションの向上につながりました。そこから少しずつレベルを上げてきました。
TOEIC対策使用教材
TOEIC受験の為にネットの情報などを駆使して買いそろえた問題集は
①「単語特急」のシリーズ
②「新TOEIC テスト スーパートレーニング 文法・語彙問題編」
③「TOEIC 新公式問題集」
です。
公式問題集は、「TOEICを受けるのが初めての人は一度でも絶対にやっておくべき」と、商品のレビューにあったことから購入しました。本当にその通りで、もしもやっていなければTOEIC当日、僕はリーディングパートのあまりの量に泣いていたかもしれません。ちなみに、公式問題集はvol.4まで進み、受験までにたくさんの問題をこなしました。
単語特急でたくさんの単語を覚えつつ、スーパートレーニングで文法を勉強し、公式問題集で力試しをする。これが僕のTOEIC学習最強コンボでした。TOEICのテストでは、多くの単語や文法を理解できているかいないかが高スコアが獲得できるかの分かれ道ともいえます。分からないところを飛ばしてしまうと結局苦手が増えるので、ひとつずつ丁寧に学習しました。
転職を焦る気持ちは確かにありました。しかしここはその気持ちを抑えて、基本からしっかり抑えていく努力をしました。わからない部分があるときはネットで検索してヒントを得ることもありました。そのうちに、それほどつまづかずに問題を解けるようになり、自分の実力の向上を感じました。
TOEIC650を達成
結果は郵送より先に、ネットで確認することができたので、発表当日、仕事明けに自宅でチェックしました。リスニング255、リーディング395で650という結果でした。
フィードバック
自分でも感じていた通り、リスニングがまだまだ実力不足、これが如実に現われた結果です。しかし、転職に必要な600以上のスコアを見事に一発で獲得することができ、大満足の結果と言えました。
最後に
TOEICに賭けた一年間も、コンビニの仕事は続け社会人としてのスキルも磨いてきました。転職の際には資格やスコアも大切ですが、それまでどう過ごしてきたか、前職ではどういうことを学んできたかも重要です。転職が成功したら、TOEICでスキルアップして、更なる向上を目指そうと思っています。
大学時代、就職難民としてアルバイト先のコンビニにそのまま就職。しかし大きな会社に勤める夢は諦めきれず、転職の資格として優位なTOEICの高いスコア取得に挑む。