TOEIC665を達成した大学生、山本祐太さんの学習法です。
はじめに
はじめまして。山本祐太です。経済学部に通う大学生です。ただ今、就活中です。
TOEICスコア推移
1回目受験 L245 R270 合計515
2回目受験 L310 R355 合計665
学習期間4ヶ月
受験した理由
TOEICは一度受験したことがあるのですが、就職活動のとき少しでも高いスコアがあれば有利になるとの思いから、再受験しました。また、すでに就職している大学の先輩から、入社後の昇進にもTOEICのスコアは関わると聞き、今から準備しようと思いました。目安として600点越えを目標にしました。
TOEIC515→665を達成した勉強法
はじめてTOEICを受験したとき、もっとも苦労したのがリスニング力と語彙力のなさでした。文法は受験英語である程度の基礎がついていたので、二回目を受験するときは、リスニングと語彙の2点を集中的に強化しました。
リスニング対策
リスニングについて、まず私が行ったことは英語のラジオを常に聴いて耳を慣れさせることです。NHKラジオの「ビジネス英会話」とインターネットで聴けるCNNのラジオ番組を聴きネイティブのスピードについていけるようにしました。
語彙対策
語彙力の底上げは『速読英単語必修編』を使いました。この単語集の良い所は、語彙力と長文読解力を同時に伸ばせる点です。
最初は速読にこだわらず、文章の意味をしっかりと確認しながら読みます。その後、和訳と照らし合わせて、もう1回通読。そして最後に、先ほどより早いスピードで読み返します。なお、読むときは音読します。
試験日までの間、1日約1文章を読み、加えて前日読んだ文章を単語の確認をしながら速読しました。3ヶ月半で1冊を5回以上進めました。
試験2週間前からの対策
試験日の2週間前からは、過去問を使った具体的な試験対策に入りました。使った問題集は『TOEICテスト新公式問題集 vol.4』です。同じ難度の問題が出ても、形式に慣れているか否かで出せる実力は変わると思いましたので、試験同様に時間を決めてこなしました。
特にパート7は得点しやすい箇所なので、その分を残すためにも各設問、最大でも30秒はかけずにこなすよう心がけました。もちろん解き終った後は、解答と照らし合わせ弱点を再確認します。
TOEIC665を達成
以上の方法を続けた結果、515点が665点になりました。
良かった点、悪かった点
参考書の付属CDだと音声の調子が同じですが、ラジオだとさまざまな声でしゃべっているため、耳を慣らすには効果的でした。また語彙力を平行して強化したことにより、聞き取れる会話の幅がぐっと広がりました。
一方で『速読英単語必須編』ではカバーしきれない単語もありました。この単語集だと読解力はつきますが、抜け落ちている単語もあります。次回はそれらを、いかに拾っていくかが課題だと思いました。
最後に一言
決められた時間と方式に乗っ取りなされるTOEICは、文法と語彙力が固まれば、あとは慣れだと思います。最後は公式問題集を解きながら自分なりに模擬試験を繰り返していけば、おのずと本番で実力を十分に発揮できると思います。
趣味は水泳と旅行。海外は東南アジアが好きです。ベトナムに行きたい!