【TOEIC800】還暦60歳。江須おじさんの勉強法




TOEIC800を達成。江須おじさんの学習方法です。

はじめに

最近、巷で「アラカン」と呼ばれる世代、60才の江須と申します。会社員をしています。

TOEICを受験した理由

TOEICを受けたのは少し前ですが、高校生の娘と大学生の息子に「オヤジの背中を見て、少しは勉強しろ!」と言うためです。子供達の勉強はずっと見てやっていましたが、まさかこの年になって自分が改めて英語を勉強するとは思ってもみませんでした。

TOEIC800を達成した勉強法

聴くトレーニング

リスニングのためにはCDを利用しました。ここで重要なのは「TOEICの英語のスピードには初級も上級もない」ことです。ですから、一方では「①ゆっくりとした教材を、内容を理解しながら聞くトレーニング」をするのですが、もう一方では、「②聞き取れるかどうか気にしないで普通のスピードの英語をたくさん聞き、そのリズムとイントネーションに馴染む」ことにしました。

TOEICはネイティブの簡単な日常的な会話です。それでもわからないのはスピードとリズムについて行けていないからです。分からない部分は飛ばしてリズムやイントネーションの中からキーワードを拾い聞きすることも必要です。

<①内容を理解しながら聞くトレーニングをする際に使用した教材>

理解しながら聴くものとして「英会話・ぜったい音読:挑戦編」のCDを使いました(入門編もあります)。これには、高校一年生の教科書から抜粋した長文を録音してあり、語彙は難しくはありませんが、正確に聴き取るには相当の聴く力を必要としました。

<②リズムとイントネーションに馴染む為に使用した教材>

また、ナチュラルな英語のリズムに馴染むために「CNN ENGLISH EXPRESS」(朝日出版社)の附録のCDを聴きました。最近起きた出来事のニュースも吹き込まれており、時事英語がたっぷりです。

通勤の電車でも、昼食後の休憩でも、買物に行く車の中でも、いやというほど、耳が痛くなるほど聴きました。これによって英語のリズムに少しは乗れ、キーワードを捕らえられるようになった気がします。

文法のブラッシュアップ

最初TOEIC400~600点目標のものを買って見ましたが、これがなかなか難しくて焦ってしまいました。英語圏での生活経験がないので、日常的な表現や慣用句に引っ掛かって、なかなか前に進めませんでした。

それでも、自分のレベルからみると遠い存在の「TOEIC Test 900点突破-対策と問題」や「TOEIC TEST GRAMMER パーフェクト攻略」なども利用しました。市販のTOEIC対策書はたくさんあります。ポイントは、読むにしても聞くにしても「生の英語」に触れるようにすることです。

読解力トレーニング

高校生の英語の教科書や練習帳を音読するのが一番です。しかし、気分転換も兼ねて新しい参考書にアタックするのも良いと思います。気をつける点は「段落ごとにキーワードをつかみながら読む」ことです。4~10行の1段落の中の、話のポイントになる単語にマーカーを引きながら読みました。

TOEIC800を達成




トレーニングを始めて3ヶ月目が695点(リスニング325点、リーディング370点)、6ヶ月目が780点、(リスニング405点、リーディング375点)少しブランクの後再開して、11ヶ月で800点(リスニング410 点、リーディング390点)でした。始める前には受けていないのですが、おそらく600点の前半の力だったと推測しています。

悪かった点

生の英語を「読む量」が不足でした。通勤の電車の中でCDは聞いても英語の文章を読む時間が不足していました。これがリーディングの伸び悩みの原因でしょう。聞き取りのCDのテキストにも目を通せば、もっと読解力と身近な表現を身につけられたのではないかと思います。

最後に一言

毎日、英語に触れることです。継続は力なり、です。最初は岩のように硬かった英語が、我慢して触れ続けることで、やわらかくなり、親しみをもって理解できるようになって行きます。

江須おじさん

還暦ですが知的好奇心を持ち続けることで若さを保っています。今は財務分析の勉強をしています。趣味は釣りと、遅刻しそうな娘に朝食代わりのおにぎりを作ってやること。

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