TOEIC805を達成した井上俊夫さんの勉強法です。
はじめに
はじめまして、井上俊夫です。33歳でウェブライターをしています。
受験した理由
私は留学目的でTOEFLを目標としていましたが、次回の受験まで2ヶ月程度間が空いてしまうので、その間にTOEICを受けました。TOEICのスコアは就職するときに役に立つとも聞いていたので受験することにしました。
TOEIC805を達成した勉強法
基本的にTOEICのためというよりは、TOEFLに対応した勉強をしていました。事前にTOEFLの勉強を行った上で、TOEICのための試験対策を1ヶ月程度行いましたので、合計では半年程度英語を勉強をしたことになります。
TOEIC対策使用教材
TOEIC向けの教材としては、「TOEICテスト新公式問題集」を使いました。TOEICテスト新公式問題集は、TOEICの運営をしているEducational Testing Serviceというところから発売をされている問題集だと聞きましたので、最も試験対策にはいいだろうと思い、これを使うことにしました。
基本的な語彙などについてはトフルゼミナールというスクールですでにTOEFLの試験対策として勉強をしていたので、TOEIC対策としては長文問題に力を入れることにしました。
TOEIC長文対策
長文問題を解くときには、SとVが文章の中のどこにあるかを意識して読むようにしました。主語と動詞を理解することができれば、「〇〇がまるまるした」という大まかな文章の意味を理解することができるようになります。
すると、文章を読み進めているうちに、どういった話についての文章なのかということを見失うことなく、把握することができるようになります。ですから、文章を読むときには、SとVの語句には下線を引っ張っておくようにする癖をつけて勉強してみました。
また長文問題では、まずざっと全体を読んで、その次に問題を見て出題されている文章の周辺をじっくりと読むようにしました。たいていは出題されている問題の周囲に答えが隠されているからです。
ですから、試験対策をするときには、最初はざっと読むことを意識して、次に問題の周辺部分に集中して文章を読んでいくような癖をつけていきました。
TOEICリスニング対策
リスニングについては、変にTOEICの試験対策だからという意識を持って勉強しないほうがいいと思います。これは、TOEIC以外でも言えることですが、下手に「そのための対策」という感じでやってしまうと、ちょっと出題の角度が変わってしまうとうまく対策することができなかったりします。
ですから、英語に慣れることを念頭に置いて勉強をしました。まずは、NHKの7時や10時のニュースは多重放送なので、英語バージョンで見るようにしました。日本の事柄ですし、画面を見れば内容のヒントが隠されていますから、英語でも理解しやすくなります。
慣れてきたら、TBSの深夜番組で「CBSドキュメント」というのが放映されているので、そちらを英語音声にして聞いていました。こうして、英語を聞くという環境に慣れさせるようにしていきました。
受験結果
TOEICの受験の3ヶ月前くらいにTOEFLのスコアが485から567にまで上がり、550の壁を破ることができたこともあって、TOEICはいきなり805という高スコアを獲得することができました。
良かった点、悪かった点
TOEICテスト新公式問題集を使うことで、だいたいの出題の傾向を知ることができたというのは大きかったです。
しかし正直言って期間が足りなかったので、TOEICの試験に対応をした勉強法を行っておけば、もう少し点数を取ることができたかなと思っています。
最後に一言
「TOEICの」、というよりも、「英語をマスターする」という気持ちで勉強をした方がいいと思います。
私は、正直言ってTOEICの試験対策はあまりやってきませんでしたが、TOEFLの試験対策で培ってきたことを生かすことができました。その経験からいわせてもらうと、文法を理解するときに、目的語や補語に惑わされるのではなく、どれが主語で述語かということを理解しておくことだと思います。そうすれば、長文問題であっても、十分に対応することができると思います。
身体を動かすこと(特に水泳やジョギング)が好きです。