5年間の学習の末、TOEIC550→850を達成した、まおさんの勉強法です。
はじめに
こんにちは、まおです。30代女性で、京都で会社員をしています。読書と映画、そしてバイクと旅行が大好きです。
TOEICを受験した理由
英語の学校に通ったことも無ければ、留学したこともありません。英語を使う機会と言えば海外旅行の時くらいでした。
しかし海外を旅行するには、やはり英語が必要です。「不自由なく旅行できるくらいの英語力は身につけたい!」「できることなら他の旅行者とも話がしたい!」と思っており、また、海外旅行を重ねるうちに、自分の英語力が少しずつ上達しているのも感じていました。
そこで「今、私の英語の実力ってどのくらい?」という好奇心から、友人の勧めでTOEICを受験しました。調べていくうちに、転職などに有利になると知り、最終的な目標として900点を掲げました。
TOEIC550→850を達成した勉強法
単語集を丸暗記しようとしたが長続きしない
最初、TOEIC用の単語集や例文集などの本を買ってきて、丸暗記をしようとしたりもしましたが、全く長続きしませんでした。もともと面倒くさがりな性格ですし、切羽詰った目標も無いまま勉強を続けるには無理があったのだと思います。
自分にうまく勉強をさせるための作戦を考える
そこで、自分にうまく勉強をさせるための作戦を考えました。「自分は何のためにTOEICを受験したいのか?」というところを考え直して、TOEICの点数獲得が一番の目的ではなく、あくまで目的は英語力のアップであるという原点に立ち返りました。
そこで【英語力アップをめざす】【無理なく生活に組み込めるような勉強法をとる】の2点を軸にすることにしました。
NHKラジオ英会話を聞く〜面倒くさがりな人にこそオススメ〜
まずは、NHKラジオ英会話を聞き始めました。ラジオ英会話は「毎日聞くのが面倒」という人もいますが、面倒くさがりな人にこそ、ラジオ英会話がおススメです。
「毎日どこかで時間をとる」ことより「毎日同じ時間に勝手に英語の授業がはじまる」ほうが、遥かに楽ですし、面倒くさくありません。
ラジオ英会話を長続きさせるコツ
ラジオ英会話を長続きさせるコツは、自分に無理の無い時間を選び、気軽に聞き始め、毎日聞くことを自分の生活パターンに組み込んでしまうことだと思います。私は、家に帰ってから寝るまでの時間に流れる番組を一通り聞き、ベーシックな「ラジオ英会話」を選びました。
その時間だけは、テキストを持ってラジオの前に座り、しっかりと集中して聞くようにしました。また、リピートはもちろんのこと、可能な限りシャドーイングも行うようにして、とにかく耳と口を動かすように心がけました。
その他行った事
他にも、日常生活の中で、なるべく自然に英語に触れる機会を増やす工夫をしました。具体的には、洋楽を聴くようにする、英語のメルマガを取る、映画の音声を意識して聞く、心に残った英語の言葉などをメモに書いて目に留まるところに貼っておくなどです。
これらが即実力アップにつながるかどうかは分かりませんが、常に生活の中に英語がある状態にしておくことでモチベーションの低下を防ぐことを目的としました。
上記の学習を続けた3年後、ネイティブ先生の個別レッスンを受講
それを繰り返して3年経った頃に、ネイティブの先生の個別レッスンをお願いしました。週に1度、近くのカフェで1時間の授業です。1時間だけ軽く英語で雑談をするような感じでしたが、生の英語と毎週触れ合うことで、リスニング力はかなり向上したように思います。
TOEIC対策として行った事
実際にTOEIC対策として行ったことは、ネットなどで各セクションの流れ、そして対策を調べたこと。そして試験前に、TOEIC試験対策問題集を1冊購入し、一通り解いてみて、問題の傾向と流れを確認することだけです。
TOEIC550→850を達成
上記学習法を行った結果、学習期間5年で、550(Listening330 Reading220)から850(Listening 475 Reading375)と300点アップとなりました。最初の受験から5年、久々に受験してみたら、びっくりするほど英語が聞き取れるようになっていました。
よかった点、悪かった点
気負い無く、がんばったという意識もあまり無いまま「気がついたら点数がアップしていた!」という状況を作れたのは大成功でした。楽しみながら、身の回りに英語を増やしていくことは、もはや習慣化しています。ただ、切羽詰った目標があるなど、短期間で点数をアップさせたいという方には、これだけでは不十分だと思います。
最後に一言
「英語の勉強」というとどうしても”難しい””面倒くさい”と考えてしまいがちですよね?私は、自分が本当に面倒くさがりなのをよく知っていましたし、とにかく「自分が面倒くさがらずに出来る方法」を考えました。誰にでも、自分にあった方法があると思います。自分のクセや生活などをじっくり見極めて、自分にあった方法で進めていくのがいいのではないでしょうか?
京都在住、30代OL。京都生まれ京都育ち、趣味はバイクと一人旅。