TOEIC840を達成したユミコさんの勉強法です。
はじめに
はじめまして。UK POPSと猫が大好きなユミコです。子供の頃からの夢であった海外生活を体験するため、98年から2年3カ月程、カナダのトロントで暮らしました。
TOEICを受験した理由
・生活の中で学んだ生の英語が、日本で、仕事に使えるのかどうかという疑問から。
・また、同じように留学を経験した友人達が、学んだ成果を形に残すことを、自分にも勧めてくれたので。
TOEIC840を達成した勉強法
まず、同程度と思われる英語力を持つ友人のスコアを参考に、目標を立てました。目標は最初、大胆にも「900点」でした。なぜかというと、受験を勧めてくれた友人や同僚が、900点以上を保持していたので、甘く考えていたのです。
ですが、後になってそれらは、何度も受験した末の最高得点であったと知り、目標を800点にしました。それでも難しいとは思いましたが、目標を高く設定した方が、頑張る気持ちが維持できると思いました。
友人達のアドバイスで、TOEICは大体の出題傾向があって、専門の勉強をしなくては高得点を取るのは難しいということで、CD付きテキストを購入しました。使ったのは、べレ出版「TOEIC Test900点突破 対策と傾向」です。TOEIC対策テキストは、目標点数にあった内容になっていて、自分の苦手な部分を、効率良く勉強できて良かったと思います。
幸い、カナダでTOFELの試験を何度か受け、その勉強もしていたので、長文に対する苦手意識はかなり克服できていました。単語がわからなくても最後まで文章を読み、結局、主語は何なのか?動詞はどれか?というように、文章全体を理解するよう努めました。それを繰り返すことで、「英語長文」というより一つの物語、あるいはコラムとして、その内容を大まかにつかむことができ、質問にも答えやすくなりました。
苦手なのはグラマー。致命的に苦手なのは前置詞です。はっきりいって目標900点のテキストに出てくる文法は、日常会話ではほとんど聞かないものも多いのですが、ビジネスシーンに英語を活かしたいなら、避けては通れないと思い、テキスト一冊を丸覚えするぐらいの勢いで勉強しました。
理論的に理解できないものもありましたがそこで考え込むと先に行けないので、割り切って、練習問題を何度も繰り返し、とにかく質問の傾向に慣れることに集中しました。練習問題である程度慣れれば、巻末の模擬テストを行い、結果、やはりグラマーが最も弱かったため、試験までの僅かな残り時間はグラマーの勉強を何度も何度も繰り返してやりました。英字新聞を読む、洋画を字幕無しで観るなどして、英語に浸かっておくことも意識しました。
TOEIC840を達成
2週間余りの間、仕事の前後、休日に集中的にテキストで勉強し、初めて臨んだ試験の結果は、合計840点(スコアシート紛失の為内訳不明)でした。周りの人は「1回目にしては上出来だ」と言ってくれましたが、内心あと20点欲しかったと思いました。
よかった点、悪かった点
興味のある職に就くだけの点が取れたこと、決してペーパーテストだけの勉強に終わらなかったことが良かったです。
受験に関して悪かった点は特にありません。あえて言うなら「試験」というものを久々に受けたので、集中力・体力が最後まで持たなかったのが反省点です。
最後に一言
大人になっても学ぶことに一生懸命になり、細かい点数で確実な結果が出る。しかもそれが実用的であるということで、TOEICは誰もが一度は体験しておいても間違いはないと思います。結果を待つ楽しみ、期待通りの結果を得た自信、次に向けての新たな意欲などを得られるからです。
趣味はウクレレ。週に1度、整体に行っては全てをリセットしています。アナログな人間です。