TOEIC615→740を達成した、水町雅人さんのTOEIC勉強法です。
はじめに
私は、東京都内の医療機器メーカーで、海外営業を担当している、入社2年目の会社員です。
TOEICを受験に至った経緯
大学時代には商学部で国際貿易を学び、いつか海外赴任したいという希望を持って現在のメーカーに入社しました。ラッキーな事に、私は一番希望していた海外営業の部署に配属され、忙しいながら楽しく勤務しています。
しかし弊社の海外営業では、海外への出張をさせてもらうためには少なくともTOEICスコア720点以上要するという社内規定があります。
入社半年後に初受験
入社して半年後にはじめてTOEICを受験しました。結果は615点。海外赴任どころか出張さえもさえてもらえないスコアでした。特に、リーディングパート380点に対して、リスニングパートは235点しかなく、リスニング力の無さを痛感してしまいました。
そこで、リスニング力の強化を一番の目的として、1年以内にスコアを720点にまでアップさせるという目標を立てました。ただ、苦手なリスニングのスコアアップだけでは、当然720点達成は難しいです。そこで文法に関しても、TOEICの頻出文法をマスターすることにしました。
TOEIC740を達成した勉強法
リスニングパート
徹底して毎日取り組み続けたのは、模試のシャドーイングです。シャドーイングとは、耳にする英語を自分の口で後に続けてリピートする事です。TOEICの問題に慣れる事もしたかったので、TOEICの模試にあるリスニングパートを活用しました。
電車の中やカフェなどでは、頭の中でつぶやきながら、目でしっかりとテキストを追います。そして、耳にしている英語を目で追える様になれば、テキストから目を離して、何も見ずに頭の中でもう一度、テキストを追い掛けていきます。
英文をまるごと覚えてしまうくらいで構いません。耳にする英語と同じスピードで、頭の中で追っていけるまでリピートするのです。そして、更に大切な事は、実際に声に出す練習をプラスする事です。自宅では、必ずしっかりと声に出して、シャドーイングをしていました。実際に声に出してついていくようにすると、成果が全然違ってきます。
もちろん最初からついていくのは非常に難しいのですが、まずはテキストを見ながら、可能な限り流れる英語のスピードに重なるようについていきます。この訓練を毎日続けた事で、英語を日本語に変換する癖が削減されました。置き換える癖が減れば、そのぶん問題を解くスピードも速くなります。
TOEIC740を達成
1年後のTOEICの結果は、
リスニング335点
リーディング405点、
合計スコア740点
でした。
最後に
目標通り、1年以内に海外出張基準スコアの720点以上をクリアした事は自信にも繋がりました。しかし、だからといって、そこで勉強を終えてしまったわけではありません。
現在も、シャドーイングは続けています。入社3年目までにはスコアを800点の大台に乗せて、夢の海外赴任を実現できるように努力していくつもりです。いつか海外赴任を達成した時、また体験談が書けるように、頑張って勉強していきます。
大学卒業後、医療機器メーカーの海外営業部署へ配属。目標は海外出張する為の社内基準、TOEICスコア720点以上取得。