派遣社員の片桐彰子さんのTOEIC勉強法です。
はじめに
片桐彰子と申します。43歳の派遣社員で、二児の母です。
受験した理由
少しでも時給のいいお仕事につくために、TOEICの高得点は持っていて損がないと思ったからです。
TOEIC対策勉強法
使用教材
アルクの「TOEICテスト650点突破マラソン」(通信講座)
学習期間
5ヶ月
具体的な学習方法
基本的には、講座のカリキュラムどおりに学習を進めました。
語彙力も文法の基礎もあるほうだし、長文もさほど苦にはならなかったので、リーディングの壁は時間だけ、という感じでした。
一方リスニングは、会話や長文の後半はついていけないことが多く、最後まで聞けるようになることが課題でした。
リーディング
少しでも多くの英文に触れるために、次のような学習を繰り返しました。
1. 一回目はテキストの指示通り学習し、語彙の確認などをする
2. 二回目は英文だけを読んで少しでも早く理解することを意識する
3. 何となく意味がスッと入ってこない文章、長い文章は口に出して何度も読む
4. 苦手な分野は、「要復習」マークをつけて、時間が余った日に復習する
5. 復習が必要なくなったと判断したら、「要復習」マークを消す
リスニング
1. 聞き取れなかった箇所や苦手な箇所は、英文を見て何度も聞く、次に見ずに何度も聞く、を繰り返す
2. 長文は、1.で内容の分かっているものを通勤電車の中で流し、聞く
3. 毎日「今日の文章」を決め、その日は決めた長文のみを聞く
その他
1. メモが取れない、質問が繰り返されない、時間が短いなどの試験の特性を理解しておく
2. 学習計画が狂わないように、テキストが届いてすぐに、全てのページに学習予定の日付を書き込む
受験結果
前回の485(L:210、R:275)に対し、605(L:305、R:300)を取得することができました。
行った勉強法の良かった点、悪かった点
良かった点
1. リスニングで、内容の分かっている文章を繰り返し聞いたこと。リスニングの大幅アップにつながったと思います。
2. 試験までに確実に学習を終えるために、最初に日付を書き込んだこと。自分に良いプレッシャーを与えられて良かったです。
3. マンスリーテストなどで適宜学習効果を確認できたこと。よい刺激になるし、モチベーションの維持にもつながりました。
悪かった点
1. リーディングは教材が自分のレベルに合っていたとは言えなかった(易しすぎた)。数万円というコストを考えるともったいなかったと思います。
2. 苦手なところを復習するのはいいけど、復習する箇所が思ったより多くあった。復習する期間も考慮に入れて、学習期間に余裕を持たせればよかったと思います。
最後に
今まではどれだけ勉強しろと言っても聞かなかった小学生の息子が、私が勉強している姿を見て、宿題だけは自分からするようになりました。自分のスコアとは関係ありませんが、思わぬところに勉強の効果が出るものですね。
派遣社員。ミステリー小説が大好きです。